日本人が幸せになる方法？
幸せになるには
大きく分けると、
快楽を増やす、
意味を求める
何かに没頭する
の３つがあると言います。
おいしいものを食べ、
楽しいことをする、
という方法で
幸せになろうとするか、
自分が生きている意味を
見つけ、
そこに幸せを求めるか、
心からやりたいことに、
没頭してのめりこむ幸せを
追及するか、
どんな方法で
幸せになろうとするかは
人それぞれですが、
その効果はどうなんでしょうか？
ミシガン大学の
ピーターソンとパーク、
そして
ペンシルヴァニア大学の
セリグマンらは、
幸せになる
この３つの方法と
人生に対する満足感との
関連性を調べました。
その結果、
意味を求めたり、
没頭を求めることは、
人生の満足との関連性が高く、
一方、
快楽追及は、
人生満足との関連も
一定程度は認められましたが、
他の二つよりは低くなりました。
これに対して、
日本で同様の調査をした
大阪大谷大学の
熊野道子によると、
意味を求めたり、
没頭を求めることは、、
人生の満足感と
関連していましたが、
快楽を追及することと
人生の満足との関連が
認められませんでした。
この違いについて
確実なことは言えませんが、
日本では、
快楽を喜んで
味わうことよりも、
生きる意味の方が
重視されている、とは
言えると思います。
これは、
良く言えば、
日本人の精神性の高さを
表しているとも思いますし、
一方で、
人生を楽しむ面が
もう少しあってもよいのでは、
ということも言えるかもしれません。
ただ、
日本人は、
生きる意味や生きがいを
非常に大切にする民族である、
とは言えそうですね。
