筋肉は何歳になっても発達する

みなさん、シュワルツェネッガーはご存じのことと思う。

…ターミネーターのセリフ ”I’ll be back.”  は、
はやりましたねえ。

 

そのシュワルツェネッガー、
ターミネーターの最新作(2015年公開のジェネシス)で、
70歳近いにもかかわらず見事な筋肉質の体を見せたのは
記憶に新しい(かもしれない)。

「そりゃ、シュワルツェネッガーだからでしょ?」
といわれたら、まあ、それはその通りなのだが、、、

年をとったからといって、体が老け込むとは限らない
(そりゃ比較すれば若いころとは異なるだろうが)
ってことの証拠になるのではないだろうか。

 

つまり、

筋肉は何歳になっても発達するのだ。

だから、筋トレをちゃんとしていれば、
何歳になっても、
若いころに近いスタイルを維持することはできる。

 

もちろん、

加齢によって筋肉・筋量が落ちることは事実である。
しかし、筋力トレーニングによって、
この筋肉・筋量の減衰を防ぎ、
さらには増加することも可能である。

実際、60歳から72歳の健康でトレーニングをしていなかった方たちが、12週間の筋力トレーニングを行った結果、若い人と同程度の筋力増加を示したという知見も得られている。(Frontera, W. R., Meredith, C. N., O’reilly, K. P., Knuttgen, H. G. and Evans, W. J. (1988). Strength conditioning in older men: skeletal muscle hypertrophy and improved function. Journal of Applied Physiology vol.64 No.3 なお、abstractはこちら。)

また、週2回程度の軽い筋肉トレーニング(1㎏の負荷を使用)を3か月行った71.0±5.7歳の参加者について、膝伸展筋力の増大とトレーニングの参加の統計上有意な相関が認められたという研究(浅川康吉,遠藤文雄,高橋龍太郎. 高齢者の筋力トレーニングにおける筋力増強効果の関連要因. 理学療法学 vol.30)などがある。

 

逆に、何もしなければ、
30歳を過ぎてからは、
筋力・筋量はどんどん衰えていく。

ちなみに、

50歳くらいまでは、
筋量は毎年1%ずつ減少すると言われているが、
60歳を過ぎると、これが、
毎年3%ずつ減少するというのだ。

 

なお、この筋力低下は、
一般に、上半身よりも下半身で起きやすいと言われている。

つまり、筋力・筋量の低下を放置していれば、

いずれは歩くことも困難になり、

場合によっては、寝たきりとなるおそれもある。

 

パワフルシニアとして、
自分史上最強の自分を生きるためはもちろん、
仮に、介護予防という目的であったとしても、

筋力トレーニングはしなければならないのである。

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